通信講座「親鸞聖人のすべてをひらく」
第4回
「このお山の仏教は、なぜ、女を見捨てられるのでしょうか」
美しい女性の指摘に絶句される親鸞聖人
(1)まず、全てが総崩れになる死後の一大事について懇ろに教えて頂きました。
ただ親鸞聖人ひとりがこの解決一つに真剣に取り組まれておられたことが、よく分かりまし
た。
生身の聖人がこのようにお手本を示されたおかげで知ることが出来た私の一大事でした。
(2)また、この一大事の解決ひとつの為に深く修行に身を沈められた結果、救われることのない自分の心をまざまざと見せつけられた親鸞聖人の苦悶を知ることが出来ました。
この苦悶は、鎌倉時代の修行の身の人だけのことでなく、古今東西・万人共通のことで
あると、よく分かりました。
心ひとつを凝視され、心の行為に苦悶された告白「煩悩に汚れ、悪しかできない」。
「悪因悪果、自因自果」の仏教の根幹に照らし出される未来は、痛烈でした。
「仏道を求めることは大宇宙を持ち上げるより重い」
釈迦死後、インドに現れた「小釈迦」と称賛される龍樹菩薩(りゅうじゅ・ぼさつ)のお言葉。
「未来の一大事の解決の仏道」に行き詰まられた聖人がワラをもすがる思いで、たずねられた慈鎮和尚(じちん・かしょう)から発せられたこの言葉は驚きでした。
これほどまでに真剣な方に、「仏道を軽く見ている」との大喝でした。
どれほどの重さか、どれほど軽く見ているか、仏道と自己が同時に知らされました。
(3)今回の講座の最後
「このお山の仏教は、なぜ、女を見捨てられるのでしょうか」
美しい女性の指摘に絶句される親鸞聖人。
このシーンでは、伝統仏教、山の仏教が不思議な女性の鋭い指摘で丸裸にされていました。
第4回
「このお山の仏教は、なぜ、女を見捨てられるのでしょうか」
美しい女性の指摘に絶句される親鸞聖人
(1)まず、全てが総崩れになる死後の一大事について懇ろに教えて頂きました。
ただ親鸞聖人ひとりがこの解決一つに真剣に取り組まれておられたことが、よく分かりまし
た。
生身の聖人がこのようにお手本を示されたおかげで知ることが出来た私の一大事でした。
(2)また、この一大事の解決ひとつの為に深く修行に身を沈められた結果、救われることのない自分の心をまざまざと見せつけられた親鸞聖人の苦悶を知ることが出来ました。
この苦悶は、鎌倉時代の修行の身の人だけのことでなく、古今東西・万人共通のことで
あると、よく分かりました。
心ひとつを凝視され、心の行為に苦悶された告白「煩悩に汚れ、悪しかできない」。
「悪因悪果、自因自果」の仏教の根幹に照らし出される未来は、痛烈でした。
「仏道を求めることは大宇宙を持ち上げるより重い」
釈迦死後、インドに現れた「小釈迦」と称賛される龍樹菩薩(りゅうじゅ・ぼさつ)のお言葉。
「未来の一大事の解決の仏道」に行き詰まられた聖人がワラをもすがる思いで、たずねられた慈鎮和尚(じちん・かしょう)から発せられたこの言葉は驚きでした。
これほどまでに真剣な方に、「仏道を軽く見ている」との大喝でした。
どれほどの重さか、どれほど軽く見ているか、仏道と自己が同時に知らされました。
(3)今回の講座の最後
「このお山の仏教は、なぜ、女を見捨てられるのでしょうか」
美しい女性の指摘に絶句される親鸞聖人。
このシーンでは、伝統仏教、山の仏教が不思議な女性の鋭い指摘で丸裸にされていました。
全体を通じて、私の仏教観がひっくり返りました。
こんなことが広く大衆に知られるようになったら、現在の仏教界はどうなってしまうのでしょう。
祖父から聞く前は、「仏法」と言ったら、「年取ってからのもの」「若いから関係ない」と思っていました。
寺は葬式や法事、墓の管理など死人の後始末ばかりで、肝心の教えのないのに泣かされていると聞きます。金ばかりかかる、形だけの仏教は無用という声は高まる一方だと。
予め最悪を覚悟して、最善を尽くすリスク管理を極めたいのに。
つねに崖っぷち立つ私の命。
医療が延ばすのは、永遠の生命からは瞬間と聞きます。
万人共通の100パーセント確実な未来。
やがて、この世の光がすべて消滅する日が。
その先どうなるか。暗黒の世界よりも、明るい無量光明土でありたい。
そういう思いに応えて下さる講座でした。
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