【古典百景】室町時代の手紙(浄土真宗、8代目 蓮如上人から門徒の方々に)
人から人へと書き写され、全国津々浦々で読まれた。今でいう「 ネット革命」の如し。
中でも、この「八万の法蔵」と言われるものは、有名である。
これらの手紙によって、「これが正しい仏教、 親鸞聖人の教えなのか」と驚きをもって受け入れられた。
天台宗などから、浄土真宗に改宗する寺が多く現れるなど、 その波紋が うかがい知れる。
(大意、解説)
百科事典を丸暗記している物知りでも、後世 (死後、後生) を知らなければ愚者だと言われる。
なぜだろう。死は必然の未来だから、死後を知らないのは、 着陸地を知らずに飛んでいるパイロットと同じだ。 生まれたときが飛び立ったとき行く先がわからねば、 どんな結末に終わるか、、(後略)
《大意、解説 原文引用》「なぜ生きる」(1万年堂出版、2001年)
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