11/09/2020

新聞を読んで、ドキリ、、、

こんにちは。新聞の読書欄を読んでいて、ドキリとなりました。

「生きている事と死んで了(しま)っている事と、それは両極ではなかった。それ程(ほど)に差はないような気がした」

「城の崎にて」志賀直哉

#小説#なぜ生きる#志賀直哉#兵庫県#城崎温泉




11/08/2020

仏教オンライン講座(無料)

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鎌倉(時代)というのは、一人の親鸞を生んだだけでも偉大だった」

(司馬遼太郎「この国のかたち(1)」)


九歳で、出家!

<寺院生まれ>でもなかった

<「国家公務員」としての地位を求めて>でもなかった

<この世に嫌気が差して>でもなかった

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11/07/2020

玄関出たらコンクリートに。

 昔「バラが咲いた バラが咲いた 真赤なバラが 淋しかった ぼくの庭に バラが咲いた」という歌がヒットしました。

(浜口庫之助作詞・作曲)
玄関出たらコンクリートに。



11/06/2020

あるメルマガから【医大の研修医に教えられたこと】

日付: 2020年11月6日(金) 午前8:18
件名: No.2204【医大の研修医に教えられたこと】

おはようございます。菊谷隆太です。

【一からわかる仏教講座】

いつも読んでいただき、どうもありがとうございます。

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最近忙しくて小説を読むことがなくなってしまいました。

本屋に行くと、読みたい本もあるのですが、今のプロジェクトが一区切り付くまでは、と言い聞かせ、スルーしているところです。



【今日の仏語】は『精進』の1回目です。


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あることで医者に診てもらったところ、診察してくれたのが大学生の研修の医者でした。

その時感じたことを通してお話しします。



ご存じのように病院は待合室で長いこと待たされますので、手持無沙汰で何気なく「今週の○○科の担当医一覧」の表で、自分が診察されることになる医師を確認してみると、名前の横に(○○大学)とありました。

どうも診察してくれるのは大学生の研修医らしいとわかりました。

こういう制度もあるんだとその時初めて知ったのですが、呼ばれて診察室に入ると、確かに大学生っぽい風貌の医師です。



こちらが椅子に座る前から「○○です、よろしくお願いいたします」と初々しくあいさつしてくる姿が新鮮でした。

なんとなく私のイメージでは、医師は机のパソコンに向いていて、こちらが椅子に座って「よろしくお願いします」というと「はい」とぼそっと受けごたえして、その後の説明もぼそぼそっと始まるイメージがあったからです。

それからの説明もどこか気負いと緊張がある面持ちで説明してくれるのが気持ちよく、誠実さを感じ、慣れきった感のある医者より好印象を持ちました。

病気になったらこういう医師に担当してもらいたいなと思いました。



技術と経験も大事には違いないですが、人柄、好感度は大事だなあと、その研修医に教えられた思いがし、我身を振り返るご縁になりました。

私も仏教を伝える講師になってまもなく30年になりますが、慣れ切ってしまっているところがでてないかと、思いました。

若いときにはない経験値、対応も確かにできるようにはなりましたが、一回の講座のために何週間も前から丹念に準備して臨んだあのときの緊張感、気負いといったものは薄れていないか、大事なものを失ってしまってはいないか、と反省させられました。





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└──┘
執筆発行:菊谷隆太
kikutani@waseda.ne.jp
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11/05/2020

友だちへの手紙

 こんにちは。いかがお過ごしですか。

今日はいい天気ですね。
「本日は仕事を『サボって』のんびりしてます」
かずちゃんは、どんな日常を送っているのかな。
コロナの影響で、4月からテレワークでした。
「体調キープ」のために、仮眠をすることがあります。
睡眠、取れてますか。
最近は、週に何度か品川まで出勤です。
一駅余計にウオーキングしてます。
歩くと、振動で「骨が強くなる」、自転車ではそれがない、と
テレビでやっていました。
かずちゃんは、外出できますか。
実は、今年、還暦になりました。
今は、朝昼晩、3回ラジオ体操をしています。おかげで、頭痛と肩こりが
楽になりました。
今、彼女と一緒に昼のテレビを見ながら、これを書いています。
では、また。

※友だちの名前は、仮名にしてあります。




11/04/2020

有名な古典のアニメ映画化

「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや   (後略)」歎異抄 第3章

写真は、この古典を分かりやすいアニメ映画化したシナリオブック。

映画のDVDも発表されているようです。





11/03/2020

姪っ子との会話(魚と鳥と獣と、、、、)

 ある時、姪っ子が、駅ナカの展示スペースの書を指差した。

〝魚は水に棲むが業なり。
鳥は林に棲むが業なり。
獣は山に棲むが業なり。
凡夫が極楽を願わぬのも同じく業なり〟

きらりん、っと彼女の目が光ったのを感じてしまった。
「おじちゃん、」
来た。
「何?」
「この意味を、原稿用紙1枚で、説明セヨ」
「何それ? とりあえず、単語だけ」
「うん」
「業(ごう)というのは、普通は、『行為』という意味に使われる仏語けど、ここでは、『宿命』のことだよ」
「凡夫って?」
「『ぼんぷ』と読んで、人間のこと。あなたも、わたしも、ぼんチッチ」
「あのねえ。。。極楽は、分かるような気がするけど」
「弥陀という仏の住まいする浄土のことだよ。分かった?」
「うんんん、、、結局、これは何を言いたいのさ?」
また、難しいことを聞いてくる。
この文章の意味は、それだけだけど。彼女を満足させるには、これを書いた人の「嘆き」を分からせないと。
「凡夫が極楽を願わぬのを嘆いてね」
「極楽なんて、あるかどうかも、分からないじゃん」
「そうそう、そんなすべての人に、〝弥陀の浄土へ生まれたい〟という願いひとつを起こさせるのが、出世の本懐だったんだよ」
「出世のって、出世してお金儲けの、出世?」
「それは、世に出る、ということになるね。この世を出る、というのが近いかな」
「また小難しいねえ」
「質問したのは、あなたでしょう。でも『出世の本懐』の全体の意味は、この世に生まれた目的ことだよ」
「誰の、目的?」
「鋭いねえ」
「いやあ、それほどでも 。。。。。」
「釈迦の出世の本懐、釈迦という仏のこの世に生まれた目的だね」
「なんだあ、私のじゃ、ないんだあ」
「そんなことは、ないよ。『この生まれて来た目的』で、釈迦と私たちは、一致するんだよ」
「なんだか、わかったような、分からないような」
「原稿用紙一枚では、ムリだよ(笑)」
#エッセーby清水弘之