1/06/2021

この1行を読めば、万巻の書を読むに勝る

正月そうそう、堅苦しい文章ですが。。。
世界の哲学者、思想家あこがれの書、教行信証(きょう・ぎょう・しん・しょう)。
 
その最初の1行について述べられているところです。
この1行が読めれば(内容が分かれば)6巻ある大部なこの書物を全部読んだことになると言われます。
 
世界の3大偉人、4大偉人と言ってもトップにあげられる釈迦。
その釈迦が35歳12月8日に仏のさとりを開かれてから、80歳2月の15日に涅槃(ねはん)の雲にお隠れになるまでの45年。
その間、仏として教えられたことは、7千巻余りの経典として残っています。1日、1巻読んでも20年はかかります。
 
実は、この1行に、7千巻の経典が圧縮されているといっても過言ではありません。
 
~むずかしい言葉の解説~
 
◆無明の闇(むみょう の やみ)とは
「死んだらどうなるか分からない、死後に暗い心」をいう。
(本書『なぜ生きる』2部 5章 134頁)
 
◆親鸞聖人(しんらん・しょうにん)とは
2600年前、釈尊(しゃくそん=釈迦)は、全人類の救われる道を、説き明かされていかれた。
それが、仏教である。
その釈尊の本意を、明らかにされた方が、日本にお生まれになった親鸞聖人である。
(アニメ映画『世界の光 親鸞聖人』シナリオ から)
 
◆弥陀(みだ)とは
阿弥陀仏のこと。
経典には大日如来(だいにち・にょらい)や薬師如来(やくし・にょらい)など数多くの仏(=十方諸仏:じっぽう・しょぶつ)が説かれているが、中でも阿弥陀仏は本師本仏(ほんし・ほんぶつ=師の仏)といわれ、あらゆる仏を指導する、大宇宙最高の仏だと釈迦(しゃか)は説いている。
(『親鸞聖人を学ぶ』から)
 
◆弥陀の誓願(せいがん)とは
阿弥陀仏のお約束のこと。本願ともいわれる。
(『歎異抄をひらく』から)
 
※上記書籍の出版社:1万年堂出版




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