12/16/2017

叔母との、お別れ

昨日久しぶりに、妹からメールがありました。おや、珍しいと思って開くと。大好きだった叔母が亡くなったとのこと。。。。母の形見分けのとき、「あら、このヨーロッパのお人形、ステキね」と言った叔母。密かにボクも気に入っていたから。。。こんなことなら。。。

通夜は、阿弥陀経(あみだきょう)というお経でした。少し心得があるのですが、この日ほど真剣に、聞けた日はありませんでした。釈迦(しゃか)が、舎利弗(しゃりほつ)というお弟子に話しかけるのですが、まるで、叔母が、急げ、急げと語りかけているようでした。ご名号(みょうごう)と共に焼香しました。

翌日の告別式は、親鸞(しんらん)さまが書かれた、正信偈(しょうしんげ)でした。斎場で、係りのひとが、棺を奥へ奥へと運んでいくのを見ていて。私も、すぐ、あの通路を通ることになる。最後、焼かれる。「頭蓋骨も、どこも、キチンとしてます」薄い頭蓋骨を見ていて、あれが私か。人間も、動物に過ぎないんだ、と。釈迦往来八千遍。釈迦が、ここに来て説法されているようでした。喪主の従兄弟に礼を言いました。おかげで、真剣に聞けたと。阿弥陀経に、名号(みょうごう)を早く獲得しなさいと言われるところがあります。告別式では、ネクタイの上のご名号と共に聞かせて頂きました。

12/10/2017

科学の 芽

◉ふしぎだと思うこと、これが科学の芽です。よく観察してたしかめ、そして考えること、これが科学の茎です。そうして最後になぞがとける、これが科学の花です。
ともながしんいちろう* (物理学者,朝永振一郎)
◉ふるいたてよ。怠けてはならぬ。 善い行ないのことわりを実行せよ。 ことわりに従って行なう人は、この世でも、あの世でも、安楽に臥す
しゃか(釈迦)
〜心ふれあう親子マンガ B-young〜 から

9/25/2017

Quotation(名言)From Japanese TV dramas

<あるテレビ・ドラマ最終回、冒頭のナレーションから>


人は、よく人生の苦難を長いトンネルにたとえる。
光のさす出口を目指し、暗闇の中を進んでいる様が人生と似ているからだろう。
人はその道を進むために、さまざまな準備をする。
ある者は明かりを持ち、ある者は地図を用意し進む。
光の先にある答えを求めて。

だが人生は、おうおうにして予想を裏切る。
光のさす出口に、きっと答えはある。
そう信じて進んでいたはずが、そのトンネル自体が突然、
崩れたら、かすかな光すら、途絶え、俺たちは行き先を見失う。

番組名:コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON 第10回(最終回)
脚本:安達 奈緒子
プロディース:増本 淳
演出 西浦 正記
制作著作:フジテレビ

※録画から書き起こし

フジテレビ 公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/codeblue/

                                                     

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9/23/2017

小説 時空を超えて

私は、1960年6月に生まれた。 1860年、3月、江戸城、桜田門前。 朝から、雪が降っていた。 錆びた血の匂いのあと、それが 桜田門外の変として世に騒がれた。 あれから100年。 わずか100年前、刃の下に龍馬らが、生きていた。 それでも、あっという間に半世紀がたち、2017年夏 テレビでは高校野の決勝戦をやっている。 埼玉代表が勝つか、広島代表が勝つか、14対4、9回ウラである。 100年も、1000年も、一瞬に過ぐる。 1260年の夏、(鎌倉時代) 親鸞聖人(しんらん・しょうにん)は、よわい九十に近づかれ、額に大粒の汗をかきつつ、休み休み筆を執られていた。 切ない思いが、胸に広がる。 「何とか、ひとりでも多くの人に、知らせねば」 太陽が、鬱蒼と茂る木立の群れに差しかかる頃、少し風が吹いた。 みやこの、このあたりに人家の喧騒は、ない。 「源蔵どのは、どうされておられるか」 休める筆のあいだに、ふと思われた。 あれから久しいときが、流れていた。 源蔵は、だいぶん腰が曲がり、畑仕事もままならなくなっていた。 生まれながらに、不自由なところが、あった。 肉体にではない。 なにか、こう、幼い頃より、家に引きこもりがちであった。 親も親戚も心配して、なんやかやと手を 尽くしたが、ダメだった。 そのころから、源蔵は、夜、星のまたたきを見るのが好きだった。 薪の貧しい風呂のあと、さっぱりとした気分で物思いにふけるのが好きだった。 自分の身の上のこと、まだ見ぬ青春の日々の予感を、目の前の小さな虫に話しかけていた。 虫は、まるで源蔵の言葉が分かるかのように、じっとしていた。 長じて畑仕事を生業とするようになったが、星のまたたきを見るのも、風呂のあとの物思いも変わらなかった。 源蔵は、だいぶ いぜん、親鸞さまからお聞きした話を、たどたどしく思い返していた。 。。。体を、赤鬼と青鬼に喰いちぎられた男の話だったような。 いや、赤鬼が食いちぎり、青鬼が、別の肉体から持ってきた腕や足を男に継ぎ足してやっていた。赤鬼が腕を喰いちぎれば、青鬼が新たに腕を付けてやる。足なら、足、内臓なら内蔵。 そうやって、その男の体の隅々まで元の男のものは、なくなっていた。すべて青鬼が用意した別々の人間たちの体の塊となった。 男は、この赤鬼と青鬼の闘争が終わったあと、町に逃げ帰った。 大通りの真ん中で、男は、叫んだ。 「わたしは、だれでしょう!わたしは、だれでしょう!」 源蔵は、幼い頃に見た屍人(しびと)を思い出した。 屍人は、肉の塊として源蔵の目に焼き付いている。 幼心に、源蔵は、自分も屍人になるのか、とぼんやりと思った。 「屍人になっても、わたしは、わたしなのだろうか。 わたしは、何になるんだろうか。屍人のわたしと、いまのわたしと、どこが違うのだろうか」 源蔵は、たどたどしくお話や幼い頃の記憶を思い出し、たどたどしく思いを巡らしていた。 もうあたりは、虫の音もやむほどに、夜は更けていた。 セミの命は一週間とも二週間ともいわれる。 人間の命は、人生五十年から、平均寿命七十、八十とまでなった。 セミの一生と、人間のそれと、どこが違うか。 かしましく鳴きたてるセミと、かしましく時間を好き好きに消費する人間と。 源蔵は、床についても、眠れなかった。とりとめのないことが、思われた。 人工知能が注目され、iPS細胞が実用化されても、この深い闇には薄日すら、ささない。 屍人の向かう壁の向こうは、ようとして知れない。 セミの命は、二週間後、どうなるのか。残るのは、セミの抜け殻。セミは、どうなったのか。 人間、八十年の生涯を閉じたあと、どうなるのか。 源蔵の足元の土間から、すきま風が入ってきた。 狭い住居に、源蔵のとりとめのない思いだけが、あちこちに散らばった。 源蔵の、じいさんは、蔵の中で倒れているところを見つけられた。 みなに運ばれ、床に置かれた。 もう、息は、なかった。 源蔵が見た屍人だった。 「じっちゃん」腕をさわったが、生きているようにあたたかかった。 みな、何事もなかったように、焼き場の話に真剣な眉を寄せていた。 じっちゃんが、床の上にいるのに、悲しんだり、声をかけていたのは、しばしのことで、みな、話の輪に加わっていった。 まんじるともせず、源蔵ひとり、じっちゃんの傍にいた。 今でも、幼心に刻まれた感覚が、ここにあった。夜の闇がいっそう感覚を研ぎ澄ませた。 畑仕事を、つい今しがたまでしていた じっちゃんと、今、話の輪にいる父母やおじおばと、どこが違うのか。 自分だけが、中づりになったようだった。
                                        「じっちゃん、焼いちゃうの?」 父親は、小さくうなずいていた。 源蔵は、その意味を知って、まだじっちゃんのそばを離れられないでいる。 焼かれる前に、じっちゃんと一緒にいたかった。 動かなくなったじっちゃんの、どこかに、まだじっちゃんがいると信じていた。 「焼くな!」源蔵は、周りの大人たちを困らせた。 「焼いたら、じっちゃんが、いなくなっちゃう」 泣きじゃくる源蔵に声をかけた叔父の六助は、 「もう、じっちゃんは、いないんだよ」 ここにいるじゃないか。いるのに、いないって、なんなんだよ。 源蔵は腹立たしかった。 「焼いたら、じっちゃんの居場所がなくなる!」 源蔵は、夜の睡魔に、記憶の破片の海をただよった。 「そういう考えは、間違いなのだよ、源蔵さん」 親鸞さまの声が思い出された。 「源蔵さん。源蔵さんは、おじいさんのなかの、なにかが残ると思うておるのだろう」 「はい」 「源蔵さんも、自分が死んだら、自分のなにかが、残ると思っているのだろう」 「はい」 「それは、正しい。じゃがなあ、残るのは、そなたの今のこころの内でないのだよ。魂でもない。霊魂でもない」 「じゃあ、盆には、じっちゃんの何が戻ってくるんで?」 「屍人が、盆に戻るとか、魂だとか、幽霊だとか、みんな迷信じゃよ」 「へ? おいら、分からなくなってきた。じゃあ、親鸞さま、いったい何が残るんで? 」 「無になるわけでないし、残るものはある。それは、確かなこと。この親鸞が勝手に言っていることではない。お釈迦様(仏)が、仰っていることじゃでな」 「でも、みんな信じてますよ。盆には、じっちゃんも戻ってくるって。それが仏さまだって」 「みんなが、信じていることでも、間違いは間違いじゃな。 なあ、源蔵さん、河面に浮かぶ泡つぶが、ぱっと出来て、ほんのしばらく浮いて、ぱっときえるじゃろう」 「おいら、見たことある」 「セミの一生も人間の一生も、あれと同じじゃ。じゃがな、河はとうとうと流れて、消えることも、途切れることもない。」 「その、途切れることも、消えることもない、残るものって、何なんですか。魂だと思っておりましたが」 埼玉代表が勝った。真紅の優勝旗が、この県にもたらされるのは初めてのことと、アナウンサーが言った。 投手の球筋もよかった。 速球が、バットをかすめてミットにおさまる様は、見ていて気持ちがいい。 硬球が、スタンドに吸い込まれる前にたてる金属音も、快感だ。 甲子園にいる選手も、応援する群衆も、テレビの映像に目をそそぐ数知れぬ人々も、やがて日々の生活に戻ってゆく。 毎年の風物詩が終わった。 人間は、肉体がずっと動かず、電柱柱のように立って生涯を過ごすわけではない。 野球に夢中になる青春群像もあれば、未来の実業家を目指してチャレンジを繰り返す者もいる。 地球上、七十億に、それぞれの人生があり、それぞれの日々があることだろう。 それぞれの肉体は、それぞれの人生を生きる、それぞれの動きをする。 そのビック・データを集計したら、どんな群像模様が浮かび上がるのだろう。 ビックデータの数値化される元は、行動だろう。 人は、何かしら、行いをする。種をまく。 努力は人を裏切らないと信ずるからこそ、行動を起こす。 まいた種は、必ず生えるが、まかぬ種は、決してはえない。 たとえ電信柱のように、じっと動かず、無言で過ごしていても、心は動く。 気の毒な病のために、一生、伏したままで過ごす人もあろうが、こころの種まきも、種には違いなかろう。 人は、目先のことに一喜一憂し、目を奪われる。 源蔵もそうだった。若い女の肉体を愛した。 ある静かな秋の夜、源蔵はとなり村の、はるみの住み屋に向かっていた。 頭上には満天の星があった。 かさかさと秋の風が鳴らす森の木々の葉も、これから起こる源蔵の至福の空想を邪魔しなかった。 歩みが早くなる。闇の中に、目は慣れて道を見つめているが、頭のなかは、はるみの すいつくようなからだで、いっぱいだった。 終わったあと、腹が減った。土間にある、何やら分からぬ食べ残しを、暗闇のなかで貪った。 肉体も、食欲も満たし、夜の道をもとに戻った。 そうやって、十代、二十代、三十代、四十代、五十代を源蔵は過ごしてきた。 まさに、浮き草暮らしだった。 盗みもしたし、寝てばかりで暮らした日々もあった。たまに働きに出ても、うまくいかなかった。 あるとき、村役が、源蔵の組み上げたコメ俵を全部、元に戻した。 源蔵の目の前で、無言で、源蔵の働きを否定した。 源蔵は、いいしれぬ怒りで、村役に罵声をあびせかけそうになった。 かろうじて、踏みとどまったが、心中は穏やかではなかった。 その悔しさに、はっと気づくと土間からすきま風が相変わらず入る寝床に、夢だったかと目を覚ました。 まだ日の昇らぬ少し前の漆黒に目が慣れてきた。ぼんやりとした頭で、眠りにつく前の波間にただよった記憶の断片が戻ってきた。 一生は過ぎ易(や)すし、だなあ、と源蔵は覚えたての言葉を思った。儚き人生を思い返すと、胸が苦しくなった。 こうやって生きて、やがて死んでゆくのか。 俺は、セミに生まれなかった。人間に生まれた。セミと俺の違いはなんだろう。 真面目に生きた時期もあった。村役や同胞とうまく付き合えていたこともあった。 だが、しばしば心は、思ってはならぬことを思っていた。やってはならぬこともした。暴言も吐いた。 それらが、今、床の中の闇に居る源蔵に、ひとつひとつ、迫った。 「ああ、あれもみんな、おれのまいたタネなのか」 セミの抜け殻になったあと、残るのは、きっと、まいたタネなんだろう、と源蔵は初めて得心した。 「セミの一生も人間の一生も、河面に浮かぶ泡つぶと同じじゃ。じゃがな、河はとうとうと流れて、消えることも、途切れることもない。」 あの時の、親鸞さまの言葉が耳を震わせた。 作:しみずひろゆき ~参考文献~ ※「光に向かって123のこころのタネ」(1万年堂出版) https://www.10000nen.com/books/978-4-925253-83-3/ より 「この身体は、誰のものですか 未来の医学に問われるもの」 ※「教行信証」親鸞聖人 より「有無の見」 #小説 #オリジナル

9/20/2017

英語学習に1000文字の名文 Promises Are to Be Kept

Promises Are to Be Kept


A young man was taking a walk one day when he came on a shabbily-dressed
little girl crouched by the side of the road, weeping as she clutched some
broken pieces of pottery. Gently he asked her what the trouble was. It
seemed that she was an only child whose only parent was seriously ill. She
had borrowed a one-liter jar from the landlord and was on her way to buy
milk when she dropped the jar and smashed it. She was crying in fear of a
scolding.
Feeling sorry for her, the youth pulled out his wallet and checked it, but
he was a poor scholar, and the wallet was empty. "Come back here tomorrow
at the same time,” he told her. “I’ll give you the money for another jar of
milk.” He shook hands with her and went on his way.

The following day he received an urgent message from a friend: "A wealthy
man is here, someone interested in sponsoring your work. He's leaving in
the afternoon, so come right away.” Yet going to meet the rich man would
have meant breaking his promise to the little girl. The young man quickly
sent this reply: “I have important business today. I apologize for the
inconvenience, but I must ask him to return another day.” And he kept his
promise to the child.
The would-be benefactor at first took offense, but on hearing what had kept
the scholar, he was thoroughly impressed and became his most ardent
supporter.

Rich people can be touchy and difficult to deal with. They tend to think
that their money entitles them to have their way in everything. Even those
who are not rich will all too often break any promise
and bend any principle for the sake of money, becoming its slaves.
The Chinese character for “making money” is composed of elements that can
be read “trusted person.” In other words, money comes to those who are
worthy of trust. The basis of trust lies in keeping a promise regardless of
its cost to oneself. Promises that cannot be kept should not be made. He
who breaks a promise not only inconveniences others but inflicts damage on
himself.



(English)
Something You Forget
…Along the Way
Stories of Wisdom and Learning
Translated
by
Juliet Winters Carpenter








約束は、必ず、はたさなければならない

歴史家で有名なナピールが、ある日、散策していると、路傍にみすぼらしい少女が陶器
のカケラを持って泣いている。
やさしくわけをたずねると、少女の家は親一人子一人。
親が大病なので、家主から1リットル入りのビンを借りて、牛乳を買いにゆこうとして落として割ったのだ。
家主に、どんなに叱られることかと泣いていたのである。
あわれに思ったナピールは、ポケットから財布を出してはみたが貧乏学者、一文の持ち
あわせもない。
「明日の今ごろ、ここへおいで。牛乳ビンのお金は、私があげるから」
少女とかたく握手して別れた。

ところが翌日、友人から、
「君の研究の後援者になろうという富豪が現れた。午後は帰ると言っているから、ただち
にこい」
という至急の伝言である。
しかし富豪に会いにゆけば、少女との約束を破らねばならぬ。ナピールはさっそく、友
人に返答した。
「私には今日、大事な用件がある。まことに申し訳ないが、またの日にたのむ」
そして少女との約束をはたした。
富豪は、ナピールを思いあがったやつだと、一時は怒ったが、後日それを知ると、いっ
そう信用を深め、彼を強く後援した。

金持ちほど怒りっぽく、あつかいにくいものはない。

いつも金で、何事も自由にできる、と思っている。
また金で、約束を破り節をかえる金銭奴隷が、いかに多いことか。

『儲け』は「信用のある者へ」と書いてある。

たとえ自分に不利益なことでも、誓ったことは、必ずはたすのが信用の基である。
はたせぬ約束は、はじめからしないこと。相手に迷惑をかけるだけでなく、己をも傷つ
ける。




(Japanese)
新装版 光に向かって 100の花束








(メルマガから抜粋)


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9/17/2017

英語学習に1000文字の名文 Stones That Longed to Be Diamonds

Stones That Longed to Be Diamonds

 Polishing Oneself Among the stones along a riverbank lay a single diamond. A sharp‐eyed peddler saw it,picked it up, and sold it to the king. The sparkle of the new diamond in the king's crown delighted the citizens of the country. The story of the diamond's success reached the other stones, and caused a furor.

They were consumed with jealousy. 0ne day they called out to a passing farmer: “A stone that used to be one of us went to the capital and made a name for himself He's nothing but a stone ,the same as us.Surely if we went to the capital ,we could be successful too. Please take us there.” Taking pity on them , the farmer put the stones in his cart and took them along to the capital.Their dream of making it to the capital came true,but the result was far from what they had ex- pected.Naturally, they did not end up in the king's crown.Instead they were made in to cobblestones and suffered under a load of heavy traffic everyday, weeping tears of bitter regret.


 One day, as the owl flew off scowling, his compan- ion the dove called out,"Where are you off to with a face like thunder?” The owl said plaintively, "The people around here don't like my screech, as you know, so I decided to move.” The dove chuckled and said wisely, "That's no use.Move if you want to,but as long as you don't change your screech, the people at the new place aren't going to like you any better than the people here do.lf you’re willing to leave the place where you were born, you should be willing to make the effort to change your voice."


Polishing oneself is the true secret of success. If you shine people will naturally be drawn to you and you life will improve. lf you chase after success without struggling to better yourself, you only pave the way to failure.

(English)
Something You Forget
…Along the Way
Stories of Wisdom and Learning
Translated
by
Juliet Winters Carpenter




■ダイヤモンドになれると思った小石■


自己を磨く 金剛石が一個、川ばたの小石の群れに、まじっていた。 一人の商人が、めざとく発見し、王様に売却した。 王冠を飾った金剛石の輝きは、大衆を魅了してやまなかった。

小石どもの耳にも、それが入ったので大騒ぎ。 金剛石の幸運が、小石どもにはうらやましくて、たまらなかったのである。 小石どもはある日、そばを通った農夫を呼びとめて哀願した。 「うわさによると、我々と一緒に、ここにころがっていた金剛石のヤツメが、都で、今では大出世しているそうです。アイツも我々も同じ石ですよ。我々だって、都へいけさえすれば、出世するにきまっている。どうか、都へ連れていってください」 ふびんに思って農夫は、小石を荷に入れ、都へ持参した。

 望みどおりに小石らは、あこがれの都へはきたが、むろん、王冠を飾るどころではない。 道路に敷かれて、毎日、多くの車のわだちに苦しめられ、後悔の涙にくれたのである。


 顔をしかめて飛んでゆくフクロウを、連れのハトが呼びとめた。 「おいおい、そんな、うかぬ顔して、どこへいく」 さびしそうに、フクロウが答えた。 「知ってのとおり、この里の者たちは、悪い声のオレを嫌うので、所を変えようと決心したんだよ」 くくと笑って、ハトは、 「それはムダだよ、フクロウさん。いくら所を変えたって、おまえの声を変えないかぎり、いく先の者はやはり、おまえを嫌うだろう。 古巣を捨てる覚悟があれば、声を変える努力を」 と、忠告したという。


 自己を磨くことこそ、出世の要諦。 輝く存在になりさえすれば、人も物も自然に集まる。   己の、たゆまぬ錬磨を忘れて、出赴のみを追い求むることは、かえって失敗の原因となると、知るべきであろう。

(Japanese)
新装版 光に向かって 100の花束








(メルマガから抜粋)


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9/15/2017

英語学習にも300文字の名文On Wonderful Fruits,Stories of Wisdom and Learning

On Wonderful Fruits
Our struggle is, in the end, struggle with
the selfーa struggle that must be carried
on. Like muscle training, developing the
soul is an extremely painful process.
Endure and persevere.
Tangible things may get stolen,
disintegrate, break, disappear; the
invisible treasure of the soul is
indestructible. Whatever pain you suffer
will be rewarded in full.
Wonderful fruits will be yours.


(English)
Something You Forget
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Stories of Wisdom and Learning
Translated
by
Juliet Winters Carpenter






すばらしい実

我々の戦いは最後は自己との戦い。
それを続けてゆくのだ。
肉体の鍛練と同じように魂の鍛練は最も苦しい。
それに耐えて進む。
形あるものは盗まれる。崩れる。壊れる。消えてしまう。
しかし、目に見えない魂の宝は不滅である。
どれだけ苦しくても、それだけの甲斐がある
すばらしい実を結ぶのだ。


(Japanese)
新装版 光に向かって 100の花束
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9/11/2017

英語学習にも1000文字以上の名文 Mother and Chil,Stories of Wisdom and Learning

The Poor Window Frame
An Inspiring Glimpse of a Mother and Child

This happened once when I was riding a train on my
way to give a speech. 'The car interior was spacious
and quiet, with many unfilled seats. Feeling relaxed,
l settled back and opened up a book I'd brought
along. After a while, tired from reading and Iulled
by the rhythmica1 vibrations of the train, I began to
nod offーonly for my dreams to be shattered by an
ear-splitting whistle and the metallic screech of
brakes. Apparently the driver had found an obstruc-
tion of some kind at a crossing.
   The shock of the sudden stop threw me for-
ward, but I managed somehow to stay upright. In
the same instance, the shrill sobs of a little child rang
out. I saw then that the seats across the aisle in front
of me were occupied by a young mother and her
child, who had apparently been amusing himself by
sitting with his forehead pressed against the win-
dow pane, watching the scenery fly by. When the    
train jerked to a stop, the tot's head banged sharply
into the window frame. His wails grew louder and
more frantic. Afraid he was hurt, I jumped up,but
to my relief there was no sign of injury. Then I wit-
nessed a scene so heartwarming that I was deeply
touched.
   As the child's pain lessened, he gradually
quieted down while his mother rubbed his head
reassuringly and murmured soothing words;
“Sweetheart, that must really hurt. I'm so sorry. I'll
rub it for you and make the pain go away. But you
know, you weren't the only who got hurt. The
poor window frame did too. Let's rub it and make it
feel better, shall we?” The tot nodded, and sure
enough, he and his mother together began to pat
the window frame.
   I felt chastened, for I had assumed she would
say something more on these lines: “That must really
hurt. I'm so sorry. It's all the fault of this naughty
window frame. Let's spank it and teach it a lesson,
shall we?”Such a scene is common enough, giving a
toddler a vent for his rage and allowing the moment
to pass.
   All too often when life deals out pain, people
respond by searching for someone else to blame.
Perhaps,I reflected, we parents implant this re-
sponse in our children without meaning to.The
child is father of the man, goes the saying, and
surely parents have enormous influence in shaping
the character of small children.
   People who think only of themselves and can-
not empathize with others end up in the darkness.
Those who would enter the shining Pure Land must
take the high road of benefiting others as well as
themselves, for benefiting others is indeed insepa-
rable from benefiting oneself
   I left the train wishing true happiness to that
mother and child with all my heart.

(English)
Something You Forget
…Along the Way
Stories of Wisdom and Learning
Translated
by
Juliet Winters Carpenter

この柱も痛かったのよ 
  うるわしき母子   
  かつて講演にゆく車中での出来事である。
 ちょうど車中は、空席が多く、広々として静かであった。ゆったりした気持ちで、周囲
の座席を独占し、持参した書物を間いた。
 どのくらいの時間が、たったであろうか。
 読書の疲れと、リズミカルな列車の震動に、つい、ウトウトしはじめたころである。
 けたたましい警笛と、鋭い急ブレーキの金属音が、夢心地を破った。
 機開手が踏切で、なにか障害物を発見したらしい。
 相当のショックで、前のめりになったが、あやうく転倒はまぬがれた。
 同時に幼児の、かん高い泣き声がおきる.
ななめ右前の座席に、幼児を連れた若い母親が乗車していたことに気がついた。
たぶん子供に、窓ガラスに額をすりつけるようにして、飛んでゆく車窓の風光を、楽し
ませていたのであろう。
 突然の衝撃に、幼児はその重い頭を強く窓枠にぶつけたようである。子供はなおも激し
く、泣き叫んでいる。
 けがを案じて立ってはみたが、たいしたこともなさそうなので、ホッとした。
 直後に私は、思わぬほのぽのとした、心あたたまる情景に接して、感動したのである。
 だいぶん痛みもおさまり、泣きやんだ子供の頭をなでながら、若きその母親は、やさし
く子供に諭している。
 「坊や、どんなにこそ痛かったでしょう。かわいそうに。お母さんがウンとなでてあげましょうね。でもね坊や、坊やも痛かったでしょうが、この柱も痛かったのよ。お母さんと一緒に、この柱もなでてあげようね」
 こっくりこっくりと、うなずいた子供は、母と一緒になって窓枠をなでているではない
か。
 「坊や痛かったでしょう。かわいそうに。この柱が悪いのよ。柱をたたいてやろうね」
  てっきり、こんな光景を想像していた私は赤面した。
  こんなとき、母子ともども柱を打つことによって、子供の腹だちをしずめ、その場をおさめようとするのが、世のつねであるからである。

 なにか人生の苦しみに出会ったとき、苦しみを与えたと思われる相手を探し出し、その
相手を責めることによって己を納得させようとする習慣を、知らず知らずのうちに私たち
は、子供に植えつけてはいないだろうか、と反省させられた。

 三つ子の魂、百までとやら、母の子に与える影響ほど絶大なものはない。
 相手の立場を理解しようとせず、己だけを主張する、我利我利亡者の未来は暗黒の地獄
である。
 光明輝く浄土に向かう者は、相手も生かし己も生きる、自利利他の大道を進まなければ
ならない。
 うるわしきこの親子に、“まことの幸せあれかし”と下車したのであった。

(Japanese)
新装版 光に向かって 100の花束







                                                                         





                     
                                                                       

My friend have been studying Buddhist philosophy here (She lives in USA.)
http://www.lifespurpose.info/

have been studying Buddhist philosophy here (I lives in Japan.)

返信先: @Malalaさん、@UniofOxfordさん
Hi,Marara.I'm Hiroyuki from Japan. Congratulations! I heard you study philosophy at University. Aso learn Japanese philosophy of Shinran !