3/16/2018

コーヒーをもう一杯

おやようございます。コーヒーはお好きですか?
今朝は、いつもより美味しく いれることができました。
なんだか、いい日になりそうです。この頃、わたしは、まあまあです。そちらは、いかがですか?
桜の季節がそろそろです。
春の香りが、何か素敵なものの到来を予感させます。


でも、日本では、マンションで遺体が見つかったり、親が幼児を虐待したりというニュースが報道されています。
アメリカでは、また学校で銃の乱射事件が起こりました。たくさんの涙が流されています。
そういう「特殊」なことが起こならなくても、笑顔でばかりでは、おれない日もあります。

あなたは、どうですか?うまくいっていますか? 私は、よかったり、そうでなかったり。まあまあです。
古来、この世のことを、「浮世」と言うそうです。浮世絵、の「浮世」。
意味は、そのまま。「浮いた世のなか」、ちょうど水に浮いているように、根っこがない、という感じ。だから、何となく不安定で、落ち着かないのは、そのためかもしれません。

そんな感じをもったことは、ありませんか?
「私には、『確かな』根っこがないのでは、ないか」
「私は、どこから来て、どこへ行くのだろう」
「独り生まれ、独り死ぬ。独り来て、独りで去る、のか」

ちょっと、頭が痛くなってきました(むずかしい話は、苦手です)
春は、うららかで、冬より心地よい。
ただ人の心に、期待、希望、そういうもの以外のものも、もたらす?

「私は、どうして、『この私』に生まれたのでしょう」
桜といっしょで、こう思う心の器(肉体)も、やがて散ってゆきます。
またコーヒーを飲みたくなりました。

~~~~今日のことば~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「明日ありと思う心の仇桜(あだざくら)
夜半(よわ)に嵐の吹かぬものかは」
(鎌倉時代の、聖者、親鸞の9歳で出家の際の歌と伝わる)

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|意訳|
今を盛りと咲く桜の花も、一陣の嵐で見るも無残に散ってしまいます。
人の命は、桜の花よりもはなかきものと聞いております。
今日あって明日なき命、こんにちただいま、得度(出家)させていただけないでしょうか。


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清水弘之(Shimizu Hiroyuki)on  June 10,1960

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