9/29/2014

~数の言語~人工知能と囲碁

■ラジオで聞いた「人口知能について」の講義から■


「オセロ」 10の60乗 の先手を読めば勝てる
「チェス」 10の120乗 同上
「将棋」  10の220乗 同上
「囲碁」  10の360乗 同上

チェスと違って、日本の将棋は、持ち駒を使えますから。
さらに、戦国武将も好んだ、「実践的」 囲碁にいたっては、10の360乗。
ゼロが360個並ぶ数字で、目が、@@


ちなみに、10の60乗は、那由多(なゆた)と言うのだそうです
(ゼロが、60個並ぶ)
10の64乗は、不可思議(フカシギ)

一(いち)、十(じゅう)、百(ひゃく)、千(せん)、万(まん)、 億(おく)、兆(ちょう)
1兆で、ゼロの数は、まだ12個。

つづいて、京(けい)、垓(がい)、𥝱(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい) 、載(さい) 、極(ごく) 、
恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)

※諸説があるようです。

インドから伝わった経典を翻訳する過程で、つくられた「数」 と想像されます。

実際の「桁数」は、ともかく 「恒河沙(ごうがしゃ)」の数となると 「ガンジス河の砂の数」 
という意味になり、桁数などわかりようが、ないようです。
(描写は「ガンジス河の砂の数ほどの地球のようなものが大宇宙にはあり、そこには、、、」)

現代の天文学をも、越える圧倒的なスケールで、2600年ほど前の、当時 なぜこういうことが分かり、
説かれたのか、不可思議です(思議、不可です)

番組案内(10月は、別内容です)
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch05/1407.html
IT社会とコミュニケーション ~過去・現在・未来 講師:月尾 嘉男(東京大学名誉教授)


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